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テネレ700のシート高を下げました!

よもやま話

カタログ情報を参照すると、ヤマハ テネレ700のシート高は875mmです。

カラダが固い人は、シートに跨がるのさえ辛いかもしれません。

皆さまはいかがされているのでしょうか?

バイクのシート高(座面)を下げる2つの代表的な方法をご紹介します。

ただし、いずれの方法にも長所と短所があることを忘れてはいけません。

ローシートに交換する(シートを薄くする)

  • 停車時に足付きがつきやすく安心
  • クッション性が悪くなり、股や尻が痛くなる
  • 膝の曲げ角度が狭く窮屈になる
  • 安直にシート高を下げると前後の重心がずれる

停車時に足を付くために、尻・股・膝の痛みを我慢をすることになり、重心まで損なう。

ローダウンリンクに交換する

  • 停車時に足付きがつきやすく安心
  • 運転操作の感覚が変化する
  • サイドスタンドが使いにくくなる(車輌が立ち気味)
  • フロントフォークの調整(前後の重心の調整)
  • ヘッドライトの光軸の調整

停車時に足を付くために、運転操作の感覚が変わり、サイドスタンドは使いにくくなり、フロントフォークや光軸の調整まで必要になる。

以上を踏まえ、自分の理想にかなう選択をしましょう。

当店の実験

お金を払って、尻、股、膝を痛くするのはご免です。よって、シートは標準のまま。

試したのはローダウンリンクの交換です。

あらかじめ前置きをしておきますが、このローダウンリンクだけを交換しても都合のよい奇跡は起きません。

このローダウンリンク交換に連動して、他に色々と調整が必要です。

個人的には、身長170〜175cmなら、リンク交換で座面を-2.5cm下げ、フロントフォークとリアサスペンションの調整をすると前後のバランスもよくなり、ライダーとバイクのオフロードでの一体感が強まると思います。(バイクが一回り小さくなったような感じです。)

この取り付け作業や設定はどこのショップでも有償となりますが、リンク交換を機に、愛車を自分の理想に調整してもらうことを強くお勧めします。

ライダーの体重・身長、理想の走り方に合わせた正しい設定をすれば、本来のT7のオフロードでの乗りやすさ、楽しさがより実感しやすくなるでしょう。(実際、私がそうでした!)

推論:リンク交換でシート高を下げても、正しく設定をすればT7のポテンシャルは高く保てそう。
ただし・・・T7を乗るにあたり、オフロードライディングの基礎はとても重要です。メーカーやショップ主催のオフロードスクールなどに参加し、しっかりと基礎を身につけましょう。

当店の承諾無しに、本ブログの内容の一部、または、全てを引用する事は堅くお断り致します。

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