時々こんな声が寄せられます。
もっと強い素材を使って、もっと頑丈なガードバーを作れないのか?![]()
もちろん、作ることは可能です。
例えば、これです。
これならSNSで「ヤバイ!」と話題になるかもしれません。
しかし、バイクの装備は、頑丈であればあるほど良いというものではありません。
「過ぎたるは及ばざるが如し」という格言があります。
バイクを保護するガードバーも同じで、重要なのは強度だけではなく、重量や車体とのバランス、そして何のために取り付けるのかだと思います。
ガード類を頑丈に作れば、それだけ重量が増します。
5〜10 kg程度なら・・・と思うかもしれませんが、実際はその重量が常にバイクにかかったままです。
更に、旅行の荷物を積めば重量負担は増えます。
その重さは走行時だけでなく、渋滞路での低速走行、転倒からの引き起こし、故障した時など、ライダーの体力的・精神的な負担にもなります。
そして、どれだけ頑丈なプロテクションを付けても:
- 停車時に両足がつきにくい
- 引き起こしが大変
- 思ったようにバイクを操れない
といったお馴染みの問題の解決にはなりません。
むしろ、重量が増したことで、別の負担を増やしてしているケースが多いと思います。
どのような装備・装飾を選ぶかはオーナーの自由ですが、そこで冷静に考えてほしいのは:
- その装備は何のため?
- メリットは?
- デメリットは?
ということです。
初心に帰ってバイクの本質を考えてみる
- バイクをピカピカに磨く
- アクセサリー類を付ける
- 仲間から「すごいですね!」と称賛される
どれもバイクライフの楽しみ方です。
しかし、装備を取り付けることが目的になってしまうと、バイクの本質を見失うことがあります。
当店の揺るぎない方針は「バイクは走って楽しむもの」です。
ツーリングなら、乗って、操って、目的地まで行き、そして無事に帰宅する。
競技なら、走る、良い結果を目指す、フィニッシュする、そして無事に帰宅する。
よって、アクセサリー類や、プロテクション用品を選ぶときも:
- スタイル
- 安いから
- 流行っている(同調効果)
といった軽薄な理由ではなく、
何のために必要なのか?
と、一度は思いとどまって考えてみてください。
とりわけオフロードを走る場合は、エンジンガードを付けているのにエンジン周りが壊れたり、スキッドプレート(アンダーガード)が付いているにも関わらず、オイルパンが割れたら「即刻」走行不能です。
ましてや、プロテクション用の部品を取り付けたらメンテナンスがしにくくなった、では本末転倒です。
そして、最後にこれだけは忘れないでください。
バイクで出かけたら、楽しんで、無事に帰宅すること!
これ以上に大切な心がけはありません。
当店の承諾無しに、本ブログの内容の一部、または、全てを引用する事は堅くお断り致します。
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