いつも携帯しているメモ帳を見ながら、頭の中を整理しておきます。
車輌
テネレ700
その日のコース
晴天、気温10〜13度ドライ、一般道を経由して高低差のある林道と川沿いの未舗装路(砂利)
目的
(仮称)キックアス スイッチの使い勝手の確認
サスペンションの設定確認
※以下のテストは安全な環境で行っています。危険が伴いますので、むやみにマネをしないこと。
(仮称)キックアス スイッチ
機能は期待通り。
ダート走行が好きな人にはゼッタイお勧めのアイテムなので、当店で販売予定。
詳細は後日。
サスペンション(サグだし後の変化の確認)
※サスペンションの調整は信頼できるショップに相談をしてください。
✓フロント・リアサスペンションは取扱説明書を参照して調整
✓タイヤ空気圧は標準のまま
✓ABS前後オフ
乾いたアスファルトでの直線加速、急ブレーキ、ワインディングはひとまず軽快。
泥や濡れた落ち葉で覆われた林道入り口のアスファルトの複合コーナーは、サグだしの前も、サグだしの後もタイヤが滑る。そういう質(たち)の悪い路面はあらかじめ避けるのが楽しんで走るコツ。
やや深めのギャップが続く砂利道を3速、約35ノットで走ると、フロントとリアのトラベル(ストローク)が短くて怖い。その状態でも進路を左右に変えられるということは、設定の方向性は合っていると思う。
結論:別な条件で更に微調整が必要
T7(テネレ700)をどう楽しむか?
これは、正解のない命題です。
私がT7に乗って感じるのは、どのような走り方を目指すかでカスタムやセッティングの方向性が変化するであろう、ということ。
個人的な感覚と表現ですが、T7は大ざっぱに以下の3種類に分類できると思います。

パーティー仕様を例えるなら、結婚式の披露宴や二次会に気合いを入れた装いで登場するタイプです。
雑誌やSNSで見た情報をそのまま取り入れれば、パーティー仕様の出来上がりです!
早速写真をアップしてカワイイ!の反応を待ちましょう。
ノーマルさん仕様は、ロード&林道ツーリング、荷物を積んでキャンプ旅行を楽しむ社交的な、または、ソロのタイプです。
ショップに相談をしつつ、安全を優先するのがノーマルさん仕様です。
(ここでは、カスタムをしていないノーマル状態の意味ではありません。)
バイクライフを長く楽しみたい方は、この域に留めておきましょう。
日本におけるバンディット仕様は、世間から冷ややかな目で見られがちだけれど、実は憧れの対象だったりします。
※BANDIT(意味は辞書で調べましょう)= このブログでは悪の意味ではありません。
ライダー自身の経験と勘ありきのカスタム集大成のため、誰か、また、何かを参考にしなくても、直したい、工夫したい場所は自ずと共通になると思います。
真性バンディットはウェアや装備でははなく、ライディングフォームで見分けます。
※技量も無しにバンディットのスタイルや走り方を真似すると危険なのでご注意を。
自分がどれに属するかは、自分の胸に手を当てれば分かると思います。
私は新しい刺激を求めてT7に乗り換えて約1ヶ月と短いのですが、オフのライディング基礎が身についてる方なら、色々な走り方が楽しめる奥深いバイクだと思います。(ただ、車重が重い!)
一日で300〜400キロ(一般道+高速道路)を走るとライダーはどうなるか?
これは今後のプロジェクトのネタとして温存しておきます。
【注意】
本格的にオフロード走行を体験したい方は、ショップやメーカーが主催するモトクロスや、トライアルの競技車両を試乗させてもらい、公道を走る車両との違いをしっかりと体験することをお勧めします。
当店の承諾無しに、本ブログの内容の一部、または、全てを引用する事は堅くお断り致します。
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