たかがボルト、されどボルト。
ちょっとした発想の転換と工夫で、修理の手間を省きましょう。
このブログ記事は、テネレ700で転倒やバイクの傷を気にせず、ダートやオフロードを元気に走りたい方向けの内容です。

T7に乗り始めて1ヶ月が過ぎました。
公道を走れる車両のため、競技車両よりもずっと重いし、整備性に難あり、というのがこれまでの率直な印象です。
こういった現実は受け入れつつ、「自分なり走るため」の工夫を実践しています。
今回の内容は、フォークカバーを固定しているメーカー純正のアルミボルトを樹脂製ボルトを交換です。



バイクに乗っている以上、誰もが転倒は避けられません。
これは保証します→ 必ず転びます!
ましてや、ダートで激しく転倒してフロントフォーク側面を地面に擦ると、フォークカバーを固定しているアルミボルトの頭が衝撃で折れ、そのネジ部がフォーク側の雌ネジに残ってしまう事があります。
ここで問題なのは、ネジの頭が折れる時の張力で、フォーク側の雌ネジを傷めてしまうこと。
そこで、万が一の時の予防と修理のしやすさを考慮して、この丈夫で軽量な樹脂製ボルトに交換しておきます。
フォークカバーが衝撃を受けた時に敢えてボルトの頭を飛びやすくすることで、フォーク側の雌ネジ部を潰さず、修理をしやすくするという発想の転換アイテムです。
樹脂ボルトなら、折れて残ったネジ部分にドライバーを強く差し込む、または、熱して差し込めば溶けて回しやすくなります。
SNSでバズるような効果はありませんが、整備性を優先したい方にはお勧めのアイテムです。
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