スピードメーター・プラスの取り付け作業で気がついたことをつぶやきます。
まずご理解頂きたいのは、スピードメーター・プラスはバイクに取り付けて使う電子部品だということ。(プラモデルのように、くっつければ完了ではありません。)
そして、取り付けの際にはケーブルの長さを適宜調整する必要があります。
今回のブログは、このケーブルの長さの調整についてです。
※このブログでは、分かりやすく説明をするために、電線の代わりにナイロンロープを使っています。
販売後に起きたスピードメーター・プラスの問題分析をしてみると、こんな事が浮かび上がります。
悪い例
本心を言うなら、実際に取り付けた写真を公開したいところですが、それは控えておきましょう。
余った電線を下の写真の様に折りたたむのは感心できません!
配線の束を小さくまとめて固定しようと思ってのことかと思いますが、電気ケーブルをこのように折り曲げるのは止めましょう。
厄介なことに、電線は窮屈に折り曲げても通電しますが、曲げた部位には強い負荷がかかり、断線しやすくなります。しいては製品の寿命にかかわります。
良い例
弱電の線とはいえ、コイル状にするはなるべく避けたいのですが、やむを得ない場合があります。
そういった場合は、下の写真のように丸めると断線しにくくまとめられます。
※家庭で使う100VACの線は場合はこの様に束ねて使わないこと。
電気工事と車輌整備は分野が異なりますが、電線にしても、ブレーキのメッシュホースにしても、強く折り曲げないのは安全の基本です。
写真のように結束バンドの尻尾が余った場合は、引っかからないように切り落としましょう。
当店の承諾無しに、本ブログの内容の一部、または、全てを引用する事は堅くお断り致します。
コメント