BMW R 1250 RT Option 719にエンジンガード装着に関する記事の続編です。
今回は、BMW RTにどういったパニアガードを装着するかで迷っている方にお勧めの記事です。
BMW R型車輌の転倒時は(エンジンシリンダーヘッドと)パニア本体が支えとなりライダーが車輌に挟まれないよう守る安全設計、といった説があります。
実体験からその説に間違いはないと思います。ただし、その後、傷ついたパニアのカバーやシリンダーヘッドの修理や交換の値段を聞くと青ざめる人がほとんどかと思います。
そこで、オーナーは何らかのガードを取り付けたくなるのが人情ですが、BMWのツアラーにはパニアガードを固定する部位がありません。
これはとても不思議です。
まずは、某メーカーのパニアガードのイメージ写真をご覧下さい。
とりあえずパニアガードの装飾性を優先したい人はこれで満足かもしれませんが、構造に詳しい方なら、パニアガードの下側のパイプの部分が特に気になるかと思います。

上の写真のパニアガードと当店取り扱いのパニアガードの決定的な違いは、取り付けの構造です。さらに、当店のパニアガードにはリアパッセンジャーへの優しい配慮と脱着が簡単といった特長があります。
取り付けの構造
パニアガードを手に取って最初に驚くのは、ベースプレートと呼ばれるパニアガード(パイプ部分)を車輌に固定するための鉄板の質感です。
約300キロの車輌が倒れるのをしっかりと受け止めるために、約7ミリの厚さの鉄板を用いています。
この頑丈なベースプレートを車輌のフレームに固定し、そこへガードパイプを取り付ける設計です。
リアパッセンジャーへの優しい配慮
他のメーカーのパニアガードと見比べると違いは歴然ですが、当店取り扱いのパニアガードのパイプ部分は丈(高さ)を抑えたコンパクトなデザインです。
これは、タンデムツーリングを楽しむ後部座席の人のふくらはぎにガードパイプが当たらないように配慮した優しい設計です。
購入に際しては、パニアのキズ防止目的はもとより、リアパッセンジャーのツーリング時の快適性と安全性もぜひ強調してください。
簡単脱着
パニアを外して軽快に走りたい時や、ガレージに保管する時は、簡単にパニアガードを外せます。
パニアは外したのに、パニアガードだけが残っていると、いささか見た目が中途半端で妙なのはご想像の通りです。



お断り
説明書や動画を見ても作業手順が分からない人や、車載工具で取り付け作業をしようなどと思っている人は、ご自分での取り付けはせず、必ず最寄りのディーラーに取り付けをお願いして下さい。
万が一、走行中にエンジンガードやパニアガードが脱落したら、後続車両や周囲の歩行者は命の危険にさらされる重大事故になります。
当店の承諾無しに、本ブログの内容の一部、または、全てを引用する事は堅くお断り致します。
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