新車を受け取り、最初の給油で気がついたのが、この燃料キャップの脱着の不便さ。
ただ、この手間は給油の時だけ。
ライディングにはあまり関係無いので、この煩わしさを無視していました。
ところが先日、給油をする時にうっかりとキャップを地面に落としてしまった。
この一瞬の「イラッ」とした負の感情が切っ掛けで、テネレ700の燃料キャップにヒンジ(ちょうつがい)を付けることにしました。
結論 → 快適
個人的に感じた短所と長所をまとめておきます。
長所
・タンクキャップを落とす心配とはオサラバ
短所
・ヤマハの警告ステッカーを剥がすのが面倒くさい
基本的な工具の用意があれば自宅で簡単に取り付けができます。給油の際に燃料キャップを落とさない、という安堵感を得られるのが最大のメリットですが、その作業の最大の妨げになるのが安全項目ラベルという警告ステッカーです。
燃料キャップにヒンジの本体を取り付けた後に、ヒンジ部分を燃料タンクカバーに強力な両面テープで貼る仕組みですが、ちょうどそこに警告ステッカーが貼ってあるのが難所です。この警告ステッカーは剥がしても全く問題はありません。
これは、某メーカーから「消費者に向けた注意喚起である」という事を確認しています。同時に、国土交通省からも「あの類いの警告ステッカーは各メーカーの方針で、行政上必要なものでは無い」と助言を受けています。
ただし、剥がしてもよいけれど、書いてある項目遵守は必然かつ不変です。ここは勘違いのないように。
過去には、不注意で長時間アイドリング放置をした末に車輌が炎上した事故が実際にあり、それを機に アイドル放置厳禁 といった車輌の美感を損ねる下品で目立つステッカーを色々と貼るメーカーもあるのが現実です。
※商品に付属する両面テープは、工業用のビス・ボルト止め・リベット止め・溶接の代用として使われる3M™ VHB™ですので、正しい手順で貼り付ければ剥がれる心配はありません。
ちなみに、このヒンジの価格が高いと思う人は、是非とも安く作って弊社に供給して下さい。
これ以上の品質の製品を低価格で納めて頂ければ、当店で仕入れて海外向けにも販売したいと思います。
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