発売当初の予想に反して、大変好評なR nineT レーサー用のハンドルポジション調整キットです。
走っている「R nineTレーサー」を見るとカッコイイです!
しかし、ツアラーやオフロードタイプと比べると、この前傾気味のライディングポジションを辛く感じている方も多いようです。
もし、R nineT レーサーに乗ってこんな風に感じたら、このハンドルポジション調整キットをお勧めします。
・手のひらの圧迫が辛い
・終日走ると肩や首が凝る
・ロングツーリングを楽しみたい
このハンドルポジション調整キットを取り付けると・・・
ハンドルグリップの位置がこんなに変わります!

取り付け前・取り付け後を、2台のレーサーの写真で比較してみましょう。
取材協力:BMW モトラッド 長野シティ
取り付け前
お馴染みのR nineT Racerのハンドルポジション

取り付け後
※ブレーキとクラッチのホースは、メーターの手前にします。

取り付け前
お馴染みのR nineT Racerのハンドルポジション

取り付け後
上記の写真とは撮影角度が微妙に違うものの、メーターはブレーキリザーバーで隠れ、BMWエンブレムもハンドルグリップで隠れています。

取り付け前
このポジションで長時間走ると、手のひらが圧迫されて痛そうです。
※ビフォアー・アフターの比較のために、腕を伸ばして頂きました。

取り付け後
実際に跨がってみた時の第一声は「アレレ?!」
上半身が起き上がっているのがお分かり頂けると思います。
※ビフォアー・アフターの比較のために、腕を伸ばして頂きました。

このポジションが・・・
グリップエンドの高さは、左のBMWエンブレムよりも少し上くらい。

ここまで変わります!
グリップエンドはライダー寄り、グリップエンドはBMWエンブレムよりずっと上です!

魅力的な商品ですが、このキットで都合の良い奇跡は起きません!
オフセット(位置をずらすこと)幅が大きいので、ライダーの上半身の負担は非常に軽減されるものの、リザーバーカバーはスクリーンすれすれの位置になります。 レバーの位置によっては、ハンドルを目一杯切るとブレーキリザーバーのカバーがスクリーンに当たる場合があるので、レバーの高さと位置で微調整してください。(R nineTレーサーでハンドルを目一杯に切りながら乗る方は、まずいないと思います。)
また、純正車輌のケーブル類を流用するので、アクセルワイヤーは工夫して固定しないとメーターカバーに当たります。ブレーキやクラッチケーブルも窮屈な取り回しになりますが、メカニックなら安全の許容範囲で固定をしてくれますのでご安心ください。

バイクのハンドルは、ライダーの命に関わる重要な部品ですので、取り付けと調整は、必ずメカニックにお願いして下さい。
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