以前に、モーターサイクルショーで展示されていたBMW F 450 GSを見て、個人的に興味を持ちました。
見た目の雰囲気からすると、既存のFシリーズGSモデルをコンパクトにしてオフロードの走破性を高めたように感じたからです。
しかし、展示会場では「コンセプトモデルとして紹介している」との説明でした。
さて、2026年に発売が決定したF450GSの実力はどういったものなのでしょうか?
F 450 GSはF 900 GSの縮小版ではなさそう
BMWの資料や、業界の記事を調べてみると、結論としては、F 450 GSはF 900 GSを単に縮小化したモデルではなく、BMWとインドのTVS Motorによる共同開発をベースとした、独自に進化した新しい車輌と考えたほうがよさそうです。
つまり「F 450 GSと、F 900 GSは別モノ」と考えたほうが実態に近いかもしれません。
そう考えると、気になるのがオフロード走行における耐久性です。
気になる「エンジン下部」の構造
写真と動画で考察してみましょう。
下記の動画はF 900 GSであることを前置きしておきますが、本格的なオフロードコースを走る場合、岩や丸太、段差などの障害物を乗り越える場面があります。
上記のF 450 GSのエンジン部分の写真で見ると、前方にはエキゾーストパイプが配置され、オイルエレメントフィルター、そして下部にはオイルパン、キャタライザーなどが配置されているように見えます。
それらの保護のためにアンダーガード(スキッドプレート)が付いているとはいえ、それが、もしも、F900GSと同じく直にオイルパンにボルト固定してあるなら驚きです。
そこへ路面の障害物がガツン!ガツン!と当たるわけですから、衝撃音を聞く度にライダーは不安になるでしょう。
格闘技に例えるなら、顎にアッパーカットを食らい続けるようなものだからです。
F 450 GSでオフロードを走るなら
GSシリーズはアドベンチャーバイクに分類できますが、「オフロードも走れる」ことと、「オフロードに強い」ことは別の話です。
では、F 450 GSを楽しむにはどうすればよいのでしょうか。
まず、オフロードはゆるく走ることを提案します。
障害物を乗り越えたり、深いわだちを走ったり、ジャンプの着地で車体底部を打ちつけるような乗り方は避けましょう。(もし、オイルパンが割れたらゲームオーバーです。)
一方、元気にオフロードを走りたいのであれば、十分な強度と、衝撃吸収性を備えたガード類を選びましょう。
重要なのは、装飾目的のガード類がついていることではなく、受けた衝撃でバイク本体が壊れない事です。
私は最初、F 450 GSは小柄なライダー、あるいは、オフロード入門者向けの小型車かも・・と勝手に想像していましたが、色々と調べてみるとそれは間違っていたようです。
もしかして、BMWとして世界的なラリーへの参戦を目論んでいるのかもしれません。
個人的には、カタログのスペックよりも、実際にオフロードで走り具合を試してみたいバイクの一つです。
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