公道を走る前提で設計されているオフロードバイクは、ABSオンが標準の設定です。
一方、オフロードを安全に走るにはABSをオフ(あるいはオフロードやエンデューロモード)にすべきですが、切り替えの手間がとても面倒くさい。
このブログでは、ボタンでABSを素早くオフにできるアイテムをご紹介致します。(ヤマハ テネレ700用)
商品の紹介の前に、どうしても触れておきたい事
色々なバイクのECUの解析を担当したエンジニアの話によると、ABSのオン・オフ制御はメーカーや車種ごとに設計思想が異なり、それぞれにクセがあるそうです。
そのため、単純にABSのケーブル配線を切断したり、物理的にスイッチを追加するだけではABSを制御できない場合が多いようです。(ABSを故意に取り外したり、エラー表示されていると車検が通らないばかりか、万が一の時に損害保険が下りない場合がありますのでご注意下さい。)
さらに近年では、ABSに加えてトラクションコントロール(TC)などの電子制御も加わり安全が高まった・・・というのはメーカーの一方的な主張です。
何らかの原因で電子制御が正しく作動しない場合、その故障に気がつけないライダーはどうなるのでしょうか?
安全は尊重しますが、最近増えているECU(コンピューターやソフトウェア)主導でバイクが動く、あるいはECUがライダーに指示を出す傾向は邪道というか、本末転倒で、非常に不愉快に思っています。
私は、常にライダーが主で、バイクは従、と思っているからです。
テネレ700用 ABSコントロールアイテム
この度、テネレ700用のABSコントロールアイテムとして、高機能バージョンと単機能バージョンの2種類をご用意しました。
それぞれの特徴は各商品ページをご参照ください。



高機能バージョン
複数の高度な機能を備えています。
・ボタン操作によるABS設定変更
・直前の設定を記憶するメモリー機能
・2025年以降モデル用はTCオフにも対応
本格的にオフロードを走りたい方にはこちらがおすすめです。
単機能バージョン
必要最低限の機能に絞ったシンプルなタイプです。
・走行中にボタン操作でABSをオフにできる
普段は舗装路メインで、たまに林道を走る方にはこちらがおすすめです。
例えば
「うっかりABSオンのまま林道に入ってしまった」
「突然現れた砂利道に対応したい」
そんな場面でも停車は不要。
ハンドルから手を離さず、即座にABSをオフに切り替えられます。
優れた電子制御が備わった現代のバイクだからこそ、ECUに「任せる部分」と「自分で操作する部分」のバランスが重要だと思います。
走る状況に合わせて、ライダー主体でバイクをコントロールするのが正当なライディング。
高度なECUで動くバイクにライダーが従う、それに乗るだけでは、もはやゲームで遊ぶのと同じです。
ここで紹介したドングルは、自分のテクニックでバイクを操作したい、という方に有益かと思います。
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