ヤマハ テネレ700で最初に気になったこと。
ご存じのとおり、T7の標準のシートは前後分割式になっています。
後ろ側のタンデムシートは簡単に外せるけれど、前側のライダーシートは、2本のボルトで固定されています。
この前側のシートの裏側には、証書や工具類を固定できるようになっているにも関わらず、外す手順が実に面倒くさい。
今回のブログ記事は、自宅でできる、テネレ700のフロントシートを工具無しで脱着できるようにするウラワザです。
ウラワザ後にライダーシートを脱着する様子
作業手順
- ライダーシートを固定しているボルトを外す
- シートのラバーブッシュにはまっている「つば付きの金属製ブッシュ」を外す
- つば付きのブッシュの「つば」を地面側に向けて車輌に固定する
- ライダーシートを元の位置にもどす
- 最後に、タンデムシートを取り付ける
以上で、これまでの不便さとはオサラバです。
これなら、付属の六角レンチを紛失しても、寒さで手がかじかんでいようが、暗がりだろうが、苦労なしに工具が取り出せるでしょう。
留意事項
このブログを見て、不安になる人もいるかもしれません。
これだとライダーシートが外れやすくなるのでは?
安全性は?
そう感じる人は、この作業を絶対にしないこと。
そもそも、バイクに乗ることは、日常以上の緊張を強いられます。
それを嫌うなら、バイクには乗らない。
安全とは、知識+技量+日頃の点検整備に裏付けされるものです。
当店のヤマハ テネレ700に関する方針
アドベンチャー系車輌 / オフロード車を選んだにもかかわらず、車輌の汚れや傷を嫌ったり、停車時に両足をつきたがる人には不向きのブログです。
私も車輌を停止させたらたら両足ではしっかりとは車輌を支えられません。しかし、それはオフロード系車輌なら当たり前のこと。
短い脚が長く見えるカッコイイ停車方法などありません。
200Kg+の車輌が一度傾いたら、容易に支えられません。
いつまでもピカピカのオフロード車は、私の理想ではありません。
せっかくアドベンチャー系車輌、オフロード車を選んだのなら、そのための正しい乗り方の習得を心がけて楽しみましょう。バイクは走って楽しむものです。
当店の承諾無しに、本ブログの内容の一部、または、全てを引用する事は堅くお断り致します。
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