余談 (冷静に物事を受け止め、自分で考えられる方限定)
最近は、どこに行ってもアルコール消毒を求められます。
アルコールを手にかけると、ヒヤリとした清涼感を感じるので、その刺激で安心するのでしょうか。
このこのアルコールの刺激が、どう作用するかをごく簡単に書いておきます。
基本的に、ウイルスや菌も生き物なので水分が必要です。
そこへ揮発性の高いアルコールをかけて水分を飛ばし、ウイルスや菌をカラカラに干上がらせます。
アルコールで水分を飛ばし、ウイルスや菌を不活性化するのが目的です。
ここで鋭い方は気がつくと思いますが、水分が抜けたであろうウイルスや菌は、肌に残ったままです。
また、新型コロナウイルス以外、アルコール消毒に耐性のある例外的な菌やウイルスもありますのでご注意を。(O157、ノロウイルス、インフルエンザ等)
巷で気になるのは、消毒用のアルコールを水で薄めて設置提供している場合。これではアルコール消毒の本来の効果は望めません。
ちなみに、お馴染みになってしまったアルコール消毒ですが、石けんと流水で手を洗えない場合の二次的な対処方法になっているはずです。
できれば、アルコール消毒より、こまめに手洗いに行き、石けんと流水でしっかりと手を洗う方が一番効果的だと私は思っています。
飲食店に行くと、店側は色々な消毒の手段を講じているようですが、客の殆どが洗面所に手を洗いに行かないことにお気づきでしょうか?
※上記はあくまでも参考までに。
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