楽々シフトレバー
その商品名から機能が想像できると思います。
快適なツアラーの乗り心地を、更に楽にするアイテムです。
以前に「外国製品は作りが雑ではないのか」という声が寄せられました。
これは正しくもあり、誤りでもあると思います。
海外では、日本人は「きれい好き」という説がありますが、実際はそうではない人がいるのと同じです。
国の東西を問わず、良い物があれば、悪い物もあるものです。
これを設計・製作した方は、アメリカを代表するバイクメーカーのカスタムパーツの開発・製造を引き受けていた鬼才。ロールスロイスのカスタムプロジェクトまで手がけた実績を聞いて驚きです。
彼曰く「メーカーや車種は重要ではなく、乗り手が何を望んでいるかが重要」との事でした。「正しい知識とやる気があれば、何でも挑戦できる」と言い切れる彼を、私はとても尊敬しています。
ライダーの「心」が分かっているので、かゆいところに手が届く製品を作ってしまう。
それでは、話しを元に戻して、楽々シフトレバーの工夫を見てみましょう。
上の写真は、一番負荷がかかるシフトレバーの支点となるリンケージの部分の様子です。
長期に渡り、正しく作動するよう、シンプルで不具合が起きにくい構成になっています。
シフトレバーの要となるキャップ(と呼びます)は、小さいと操作性が悪く、大きすぎるとブーツに引っかかってしまいます。ブーツのつま先側と、かかと側で操作をしやすくした太さと幅に加え、表面には滑り止め加工が施されています。
最初は大きく感じるかもしれませんが、足で操作するのだから、これがジャストサイズと気がつくでしょう。
このシフトレバー操作に慣れてくると、ブーツのかかとで前側のレバーをキックしてシフトダウンできる大らかさ(?)も楽しく感じると思います。
別売のフットボードを併用すれば、ステップ位置が約44ミリも下がるので、走行中の膝や脚も楽になり、よりリラックスしたクルージングが楽しめるでしょう。
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