それは、日本でイタリアのUNIT GARAGE(ユニットガレージ)のメンバーに会えたこと。
ブランド名は知っているけれど、そのコンセプトを知っている人は少ないと思うのでここに書き留めておきます。
じつは「ユニット」が正式な社名で、ガレージ(この場合は整備工場の意味)で作るから、ユニット+ガレージと名付けたらしい。
ところが、またたく間にユニットガレージとして知られるようになったようです。
オーナーのバイクへの情熱、ロードレース、パリダカール、バイク旅を通じて培われた人生観を体現するブランドだと思います。
コンセプトの核は「現代の車輌でクラッシックな風情を楽しむ」こと。

イタリア・日本のバイク談義
観光目的の訪日とはいえ、やはり目に映るバイクのことが気になるようです。
彼らが日本で残念に感じたのは、バイクが少ないこと。
日本には、ホンダ、カワサキ、スズキ、ヤマハといった世界に誇れるメーカーがあるにも関わらず、どうして街中であまり見かけないのか?
よい質問です!
以下は、私なりの考えであることを前置きしておきます。
本来は楽しいモノなのに、楽しくない!
私がバイクを楽しくないと思う理由は、メーカーの価値観の押しつけ、走りの本質から逸脱したしきたり・俗説の数々。
具体的な例は伏せますが、おしなべてもどかしい。
だから消費者は興味が深まらない、情熱が続かない、愛好者が減るといった悪循環が起きると考えています。
幸いなことに、ユニットガレージの彼らも同じように感じている部分もあるので少しホッとしました。
だから、(厄介な事を避けるために)、ユニットガレージも当店も、バイク屋・カスタムショップを名乗らないのかもしれません。
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