2022年最後のブログ記事は、ライダー必須のアイテムであるグローブのDIY (Do it yourself) カスタムです。
なぜグローブにカスタムが必要なのか?
それに気がつくには、自分がセルフのガソリンスタンドでバイクの給油をするときの情景を思い起こしてください。
バイクを給油機の前で止めても、財布やスマホを出したり、カギやリモコンで燃料キャップを開けないといけません。
ところが、グローブをつけたままだと指先がもたついて思ったとおりにできない。(これが問題ではありません。)
そこで、その瞬間だけは、寒かろうが、雨が降っていようが、誰もが我慢をしてグローブを外すと思います。
さて問題は、ここで外したグローブをどうするか?
- タンクの上に置く
- ジャケットのポケットにしまう
- どこかの隙間に押し込む
おおよそ、上のどれかでしょう。
ところが、ちょっとした拍子にグローブがタンクの上から地面に落ちてしまったり、ポケットに出し入れがしにくかったり。
更に、バイクに跨がった状態でグローブが地面に落ちると、バイクを降りないと拾えないので面倒くさい!
そんな事に私は苛立ちました。
そこで、どうしたかというと・・・
コレ ↓ ↓ ↓

手袋にゴムの輪をつけると子供っぽいので、こども手袋と呼んでいます。(左はバイク用・右はミトン)
手袋の内側にラバーバンドの輪が縫い付けてあり、グローブをつける時は手を輪に通して使います。
一時的にグローブを外す時は、手首を輪から抜かずにグローブだけを外します。
すると、下の写真のように、外したグローブが手首からブラリと下がった状態なので落下しません。

これなら、手から外したグローブをしまう必要はありません。
見た目は幼稚ですが、その機能は秀逸です。
- 手から外しても地面に落ちない!
- 常に見えるので紛失しない!
- グローブの脱着時間を最小限にできる!
強風でグローブが飛ばされる心配が無いので、ライダーはもちろん、登山、スキー、スノーボード、セーリング、写真撮影を楽しむ方にもお勧めします。
私は、バイク用、ミトン、フィンガーレスのグローブにこのラバーバンドを付けています。
こども手袋の作り方
ラバーバンドで適当なサイズの輪を作り、それをグローブの内側に縫い付ければ完成です。
作る時のポイント:
- 掌(てのひら)側に輪を縫い付ける
- グローブの縁に縫い付ける
- 目立つ色のラバーバンドにする
白いラバーバンドは格好悪いし、黒っぽいラバーバンドだと、暗がりでバンドが見えにくく使い勝手が悪いです。
また、グローブを強く引っ張れば縫いつけた輪が外れるようにしておくと、万が一、グローブが何かに巻き込まれたときに安全かもしれません。(心当たりのある方はそうしてください。)
さて、お陰様で、当店も無事に2023年を迎えられそうです。
皆さまが安全で楽しい新年が迎えられるよう祈念しております。
来年もバンザイ・モーター・ワークスをよろしくお願いいたします!
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