前回に続き、ステッカーの貼り付け作業に関するよくある質問をご紹介します。
タンクの上のステッカーはどうしたものか?
いざステッカーを貼ろうとすると、直前になって思い悩む方がいるようです。

現在、ディーラーを通じて整備・販売されている車輌には、上記のような目を引くステッカーがタンクの上に都合3枚貼ってあります。
まず、中立な立場で「なぜこのようなステッカーが貼ってあるのか」を説明しておきます。
実際に不始末を起こした人がいるからです!
そんな背景から、注意書きステッカーが貼ってある事を知ってください。
バッテリー上がりを心配し、集合住宅の地下駐車場でアンドリング放置をした末に車輌火災など起こしたらそれこそ惨事です!
理由があるから貼ってある注意書きステッカーですが、結論からいえば、これらを剥がしても咎められることはありません。
BMW ジャパンは、事故防止のための「消費者への注意喚起」が目的であり、強制力は無い、と正式に回答しています。もし、納車時の状態に戻したい場合は、注意書きステッカーは最寄りのディーラーで購入できるのでご安心下さい。(2018年12月に確認)
また、同時期に国土交通省にも確認したところ、こういった注意喚起のステッカーはメーカーの意向であり、諸法規とは無関係とのことでした。
よって、メーカー推奨の注意書きステッカーを剥がすのは自由です。ただし、繰り返しになりますが、これらの注意書きは、メーカーやディーラーが消費者の安全を願っている表れであることを再認識して下さい。
下記の写真では、ビフォアー・アフターを3段階に分けてまとめました。
① 納車直後の様子
② 注意書きステッカーを剥がした様子
③ ステッカーを貼った後の様子



これをメーカーの意向に逆らう愚行だと笑うのもよし。
自ら、愚か者になろうと思うも良し。
自由を求めるなら、相応の責任がつきまとうのはオトナなら分かると思います。
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